光台通信 その4. 外場機能について−1−

PHOTO-Seriesには外場を用いた解析が可能です。外場とは、有限要素法のモデルとは別にコイルなどのソースを意味します。

もともと有限要素法では隣あうエレメントはノードを共有する必要があります。具体的には図1のような2×2のエレメントを考えます。
ここで、図1のエレメントは隣り合うエレメントでノードを共有していることがわかります。
図2のように隣あうエレメントのノードが共有されないメッシュは原則許されません。
有限要素法で解析する場合はこのことに注意してメッシュを作成する必要がありますが、この原則を守るとモデル作成に制限が課せられます。

外場機能の一つの特徴として、この制限を緩和することができます。
有限要素法(2次導体など)のメッシュを作成する際、コイルの形状を意識する必要がなくなりますのでモデル作成の手間を軽減する有効な手段と考えられます。有限要素法のメッシュと外場はメッシュが繋がっている必要がないことから、コイルの移動もメッシュの再作成を行うことなく容易にできます。